さよなら・・・ポッチャマ・・・
いつものように、
Ringoとポッチャマ君で遊んでいました。
京がポッチャマ君を投げると、
Ringoはそれはそれは嬉しそうに追いかけて、
くわえて持って帰ってきていました。
なのに、なのに・・・京の投げ方が悪かった・・・
ポッチャマ君は柵を越えて、崖の下にコロコロコロコロ・・・
「あぁぁぁぁ!!」
「あれぇ??」
京、柵を乗り越えてポッチャマ君を捜しに行きました。
が、
ない!!
崖の下まで転がっていったのか、
京がいける範囲の所には、姿が見えませんでした。。。。
手ぶらで戻ってきた京を見て、
Ringo君・・
「あれぇ?京ちゃん。ポッチャマは?もう投げたの?どこ?」
「あのね、
Ringo、ポッチャマ君いなかったよ~。ごめんね。」
「えぇぇ?でもね、京ちゃん!!
ポッチャマ君、ここに落ちたんだよ、ここ!!」
「いや、だから、なかったんだってば。」
「京ちゃん、ここに落ちたんだよ~!!」
Ringoが、悲しそうにポッチャマ君が
落ちていった所を柵越しにのぞき込んでいる姿・・・・
ごめんねー、
Ringo!
その後しばらく
Ringoの声が聞こえてきた様な気がしました。
「京ちゃん、ここだよ~!ここに落ちたのー!!」
在りし日のポッチャマ君と
Ringo
Ringo、ポッチャマ君、ごめんね。
またY様にお願いしてきたから・・・待っててね。
今度はなくさない様に、遊びます。本当に、ごめんなさい。